『父×渋谷×ファンタジア』 ( byまどか)
みなさま、こんにちは。
『スタッフブログ』および公式サイトの管理人をつとめさせて戴いております「まどか」と申します。
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簡単に自己紹介をば。
デジタル系ツールを使いながら、職場の広報まわりの仕事に携っております。きらきらしたもの、ちっちゃいもの好き。
ジャンプと『銀魂』をこよなく愛でております。
日々、デジタル処理を行いつつも、「映画を見るなら、DVDじゃなくてちっちゃくてもいいからスクリーンで観たい!」な人。
そして、上尾の街に住む人々が大好き!
この街に住むいろいろな方たちと繋がりたい、と、日々願っております。以上の経緯から、この会に参加させていただきました(^-^)。
詳しいプロフィールにつきましては、Twitterのこーんなところやあーんなところをご参照くださいませ。
◆本日は「はじめて映画館でみた映画」について、おしゃべりしてみようと思います。
はじめて映画館に足を運んだのは、小学校2年生の時でした。
父と一緒に、ディズニー映画の『ファンタジア』を渋谷で観たのです。
ちいさい頃から、宇宙や星にとても興味がありました。
よく父に五島プラネタリウムへ連れて行って貰っていましたし、天文図鑑は大のお気に入りでした。
普段は家族全員で外出するのですが、あの日は妹が生まれたばかりだったので、父と二人きりで外出したのを覚えています。
プラネタリウムを堪能した後、なぜか父が「まだ時間があるから映画でも観よう」と、同じ建物の違う階へ連れて行ってくれたのでした。
いつもなら、こんな贅沢な二本立てはけっしてありえないことでした(^^;
『ファンタジア』がはじめて公開されたのは1940年代。
父と一緒に観たのは、公開後30年近く経っていたはずです。
にも関わらず、とても斬新な映像でした。
レオポルド・ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏の美しさ。そしてシュールな場面展開に、こどもながら、すっかり心を奪われてしまいました。
「禿山の一夜」、「魔法使いの弟子」、「くるみ割り人形」などの名曲に合わせ、ディズニーのキャラクターたちが、変身したり、キラキラ光ったり。
画面のあちこちで、光と色が華やかにはじけていました。
音と色の洪水に全身を揺さぶられ、2時間はあっという間に過ぎて・・・。
今あらためて思い返してみると、音源にはかなりノイズが目立っていましたし、CGのない時代でしたので現在のアニメに比べれば映像も迫力負けするかとは思います。
あらためてDVDを観たとしたら、レトロ感を強く感じることでしょう。
けれど、私の心の中のキラキラ度は、少しも損なわれることがないように思います。
大好きだった父と二人だけのおでかけ。
「すごーい!すごーい!」と思わず何度も歓声を上げていた私の横で、やさしいほほえみを浮かべていた父の静かな佇まいが、映画の中で流れた曲を耳にする度思い出されます。
胸の中にしあわせな気持ちがいっぱい甦ってくるのです。
生まれてはじめて観た映画が、“言葉ではなく音楽が主体”であったというのも印象深いですね。
ことばや思考を超え、心とからだに直接訴えかけてきた作品がはじめての映画であったのは幸運なことでした。
映画館で観る映画は、自宅でひとり見るDVDとはちがった楽しさがあります。
横に座る人から伝わるあたたかなぬくもり。場内に広がる笑いや涙。
あの独特な空気に触れると、心がほんわり柔らかになるのを感じます。
さて、今年はどんな映画で私の心は耕されてゆくのでしょうか。
そして、どんな人たちと楽しい経験をシェアしてゆくのでしょう。
第二回の上映会に向けて、心はわくわくしています(^-^)
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コメント
ファンタジアという映画まだ観たことがないので観たくなりました。
映画館で観た映画ってなかなか忘れないですよね
投稿: masu | 2011年6月17日 (金) 22時02分
かなり古い映画ですが、音楽好きな方には楽しみどころが色々ある作品かと思います。
さほどキャパシティの広くない映画館だったのですが、こどもの目にうつるスクリーンは、とても広く感じましたよ(^-^)
投稿: まどか | 2011年6月17日 (金) 23時22分
おはようございます。
私がはじめて観た映画を思い出そうとしてますが・・・
思い出せません(> <)
上尾市に映画館があった頃
小学生だったかな~?
吉永小百合さんの「愛と死をみつめて」を観にいった時は泣きながら帰ってきました。
感動だったこと思い出しました。
まどかさん、いっぱい感動をくださいね
次回「武士の家計簿」
私もリクエストしたので、とっても嬉しく楽しみです。
お仕事もこちらも大変でしょうが
「もしドラ」の感動をもらっているようです。
忙しいと思いますが、自分の体も大切にしてくださいね。
いつも、ありがとう~
投稿: きみ | 2011年6月18日 (土) 07時43分
きみさん、コメントありがとうございます。
『愛と死をみつめて』、ドラマで流れていた「マコ、甘えてばかりでごめんね。ミコはとってもしあわせなのー」という歌は覚えてます。
小百合さんが演じた役、ドラマの方はたしか大空真弓さんだったような気が…。
次回上映会についてですが、「毎日、かあさん」も最後まで選考に残った作品のひとつですが、映写にかけられる媒体がDVDであることなど、運営面でのあれこれも考慮した結果、「武士の家計簿」に決まりました。
堺雅人さん萌え~なので、私もうれしいです(^-^)
投稿: まどか | 2011年6月18日 (土) 10時56分